2023.3.18 aoni presents. SEVEN YEARS YOUTH@下北沢ERA

2023.3.18 aoni presents. SEVEN YEARS YOUTH 下北沢ERA

aoniによる自主企画7周年イベントへ。
weave/switchblade、当レーベルに所縁のある京都のENS、静岡三島のPROTECT-T(AND PROTECTOR)も出演。
SEMENTOSやSomeday’s Goneも観れて、どちらもかっこよかった。

ENSはsewiのメンバーを中心とした新バンド。
個々のフレージングの抑揚やリズムパターンのアイデアにルーツの深さや、新しいものを生み出すエナジーを感じる。
経てきた物事が積み重なって、尊い音楽が生まれている。
僕個人が彼らを観てきた物事が在るから故なのかもしれません。
それでも初見だったり、これから知る人にも何かしらの考察が生まれると思う表現をしている。
メッセージ性に関しても、かつてに増してリアルで、身近で、共感性も溢れている。
何にも感じないのであれば、Z世代では片づけられない。

weaveは重厚なサウンドがERAにフィットしますね。
彼らの演奏力、楽曲力は国内でも飛び抜けているって思える。
継続とストイックが生んだ力強さが、そのまま放たれていると思う。尊敬しています。同年代の誇りです。

久しぶりに聴けたstill down still moreに、感極まりました。

PROTECT-Tは、AND PROTECTOR現メンバーも揃っていて、良い雰囲気でした。出演しないメンバー皆居るってすごいし、ほっこりしちゃうよね。
知らない曲も2曲ぐらいありましたが、オリジナル?新曲?でしょうか。コード感とメロディの載せ方にオリジナリティあるし、独りだとTURNOVERぽいニュアンスに感じる。
AND PROTECTORは当レーベルからは疎遠にはなっていますが、aoniがこうやって繋げてくれる感じに胸熱です。

switchbladeはスタジオライブ!昨年の彼らのオリーヴでの伝説を彷彿させる熱量。
新曲群も披露しており、やっぱり独自性すごいなって思うし、表現力の豊かさはテクニックだけじゃ収まらない。
やはり既存曲の盛り上がりはすごい、曲を知らない人でも巻き込んでいく渦のようなサウンドがスタジオライブに映える。

aoniは7周年おめでとう、企画お疲れ様でした。
こういったイベントをやり遂げるには、肉体的にも精神的にも強さが求められると思うし、そういった部分への答えのようなライブだった。
イッセイが間違えた部分も含めて、この日にしか無いものがあったと思うし、そういうのも包み込んだ熱さとピースがあったと思う。
これからも未来が楽しみなバンドだし、もっと色んな景色が広がってほしいと思っている。
彼らの世代は、00年代のギター・ロックに対する回答の最終兵器でしょう。僕にとっての希望で、皆にとってもそうなはず。
来月には私も敬愛して止まないStereo Fabrication of Youthとのツーマンライブがある。
これについても後日語りたいと思っている。

 

 

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